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Smartmi P1 Purifier

なかなか珍しいApple Homekit対応の素敵デザイン、スタイリッシュ空気清浄機

20年前から使っていた象印の空気清浄機のフィルターがなんとしても手に入らなくなり、本来は元気に動くのに消耗品がなく稼働できずマジもったいないという、家電関連で一番イヤなことが我が家に起こりました。こんなに悲しいことがあるでしょうか。

  1. フィルターがすぐに終売にならないであろう
  2. 静かで
  3. 価格が安くてフィルタ代も安くて
  4. 小型で
  5. UVCなど人に害のある機能や、イオン、加湿等余計な機能はいらない
  6. できればデザインがプリミティブ
  7. できればスマホ対応

と思ったら、これならなんとかいいんじゃないかな?というのがありました。Smartmi(すまーとみー)というシャオミの別ブランドラインです。

デザインが良い空気清浄機って気分が良い

リビングにデザインのメインストリームからかけ離れ唐突に現れて、なんだかんだ全体の雰囲気を壊す空気清浄機や加湿器っていう機械は、部屋にいかに馴染ませるかというのが重要だと思います。
メーカーは中身は一緒でも数パターンの異デザイン商品をラインナップに加えるべきだと常日頃思うのです。お客さんの部屋はメキシカンかもしれないし、和室かもしれない。
うちの場合はアルミシルバーのiMacが鎮座し、明るい色の木が建具で使われているのでSmartmi P1のシルバーとベージュのレザーストラップがしっくりきます。
形状で言えばこのプリミティブな円柱のデザインは色々な雰囲気の部屋に大幅には外れないのではないでしょうか。シルバーだとモダンすぎるかもしれないけど、黒ならさらに多様なインテリア馴染みやすい。

小型なのにDCモーターでパワフル&静かで、さらにパーティクルセンサーにより自動で空気を見守ってくれる

Levoit等のコスパの良い空気清浄機たちと、ひと味違うのはここ。センサーによる空気の汚れ度合いをPM2.5は数値で、PM10は色でモニターやアプリに表示してくれるのでとてもわかりやすいです。またダイソン等でも使われるDCモーターによって空気がきれいな時にはほぼ無音で稼働します。ただし、窓を開けたり料理したりしようものなら、一気にフルパワーで清浄します。脱臭効果もすごいです。小型ながらも30平方メートルに対応するポテンシャルが良いところ。

Apple Homekit対応って惹かれる

Googleやアレクサに対応する機器はいろいろあれど、Homekitってライセンス料が高いのか、対応機器がなかなか売っていないし、売っていてもApple Storeの取り扱い商品みたいなバカみたいに高いものしかないですよね。別に必須ではなくてもやっぱりAppleネイティブで一箇所集中って良いです。えーっとどこだっけ、あ、これこれ、って専用アプリ開くよりも。iOSやMacでホームアプリを開けばすべてコントロールできますから。

smartmi linkアプリ 繋がらない? 繋がりますよ

専用アプリは英語ですがとてもわかりやすくて使いやすいです。iOSのAppStoreのコメント欄に「Wi-Fi接続できない!繋がらない!」ってのがありますが、2.4GHz帯の接続がされていないか、ローカルネットワークでの使用を許可していないんじゃないかと思われます。現在の空気の状態や、過去の空気の状態をグラフで見れたり(毎日決まった時間に汚れやすいなら原因をつきとめやすい)、もちろん電源オン・オフや風量も外出先から設定可能です。ファームウェアアップデートもある程度頻繁にくるので安心感があります。

Cons

ビープ音でかすぎ問題

どんな商品も完璧なものはありませんが、なんだかなぁ~っていうのがいくつかあって、ボタンを押したり設定したりするときのピーっていう音がめちゃくちゃデカイです。消音にすることはできますが、それは反応したのか不安で嫌だし、ビ−−−−−ってスピーカー割れた音がすると、とてつもないチープ感。せっかくのデザインがもったいない。

ケーブルが短いのと、本体から飛び出るのと、黒で目立つ

こちらももったいない話で、せっかくきれいなデザインなのに、ケーブルが黒くて部屋で目立ってしまいます。商品写真はほぼケーブルつけてない状態で撮影しますよね。実際に配線して使うとこのケーブルが本当に雰囲気を変えてしまうのでとても重要なアイテムです。どんな壁にも合うように白にすべきだし(とくにボディ色がシルバーなら)、長さも短いので自由がききません。プラグ付け根もピヨーンと長くて線出してる感じがダサい。ファミコンか。DCだから仕方ないんだろうけど専用に作るとか。せっかくボディはきれいにつくったのにね。

センサーが甘いと思われる

おそらくPM2.5(煙やカビ、バクテリア等)とPM10(花粉、ダニ等)の2種類の大きさのパーティクルのみ検知するセンサーであると思われ、もっと大きな通常のホコリには反応しない場合があります。人に害のあるものを空気中から除外することに重きを置くというポリシーで悪くはないのですが、以前使ったことのあるPanasonicやダイソンの空気清浄機では近くで服を脱いだだけでも敏感に反応してくれたので、どうしても甘さを感じます。臭気のセンサーもなし。やるとすれば、人感センサードアセンサーを別で購入して、ホコリの出やすい寝室に人が出入りしたときに強にするとか、エアコンが強のときや、扇風機を付けているとき(イコールほこりが舞い上がる時)は空気清浄機も強にするとか、スマート家電なのでそういった連携をすることはできます。

私はホコリはどうしても取ってほしいので、幸い音が静かなため普段はミドルまたは強めに設定し、HomeKitのオートメーションでセンサーが汚れを感知したら逆にオートに変更するようにしています。きれいになったらまた若干強めの風量に自動再設定という具合です。※HomeKitのオートメーションはAppleTVまたはiPadの設置が必要になります。

センサーの掃除にドライバーを要する

フィルターのメンテナンスはものすごく簡単です。底面を回すだけ。底面自体がフィルタになっていて、ゴム足もフィルタについているのです。なんて理想的。なのに、レーザーセンサーの掃除が面倒です。ドライバーを使ってネジをはずしてからフタを取りブロワーで吹く。ドライバーを使うってちょっとありえないです。頻繁に掃除するところではないので、まぁ許します。

  • Smartmi P1 Purifier
    サイズ:φ220mm × 362.5mm
    騒音レベル:19-49dB
    重量:約3kg
    カラー:シルバー・ブラック

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