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8月, 2010の投稿を表示しています

iMac i5

旧Macが限界のため一線を退き、i5を買いました。電源をつけましたら、画面下部が黄色です。そして左から右まで水平に5cmくらいの太さの薄黒い影が。Appleへ行ってらっしゃーい!見事に当たりました。あ、この写真は白が飛んでるからわからないけどね。

MUJI wall furniture

無印良品の「壁につけられる家具」シリーズ が本当にすばらしいです。石膏ボードの壁を激しく傷つけない画びょうのようなピンを支えとして、壁全体を飾り棚やミラーなど家具にしてしまうプロダクトです。賃貸生活だと、どうしても収納が少なくなってしまいます。しかも、壁に棚を打ち付けるなんてことはできないし。でもこれなら、とってもオシャレにしかも安いのがウレシイ! 我が家はリビングに88cmのタモの棚(3,500円)を二つ繋げて飾り棚に。洗面所に44cmのタモの箱(3,500円)をひとつ使って、タオル置きに使っています。 設置は、88cmだと女性1人ではちょっと疲れるかな?という感じ。木材そのままなのでちょっと支えるのが重いため。でも44cmなら全然大丈夫でしょう。箱を開けると、真っ直ぐに設置できるように定規のようなガイドが付いた説明書が入っています。説明書を壁に貼り、そのガイドの通りにピンを刺し、ピンの頭に家具を引っ掛けるだけです。なのでちょっと、ひ弱だけれど、こんなに便利なものを開発してくれて本当にうれしいです。 ピンが壁に刺さらない入らないときは、僕は ゴムハンマーで軽く叩きます。 傷が付かず優しく押し込めることができます。自転車の整備用に買ったものですが、キャンプのペグ打ち、家具の組立、PC筐体の歪み等いろんなシチュエーションで活躍してくれます。 このピンはおそらく 東洋工芸のハイパーフック だと思われ、過去に使っていたことがあります。パッケージにも何キロまで〜みたいなのを見たのですが、正直ここまでの重さに耐えられるとは。カレンダーなど軽いモノ用途なら ニンジャピン というのも我が家で使っています。(造りからするとちょい高いですが便利で箱がおしゃれ) しかし、無印良品のこのアイディアは財産ですね。永久欠番でお願いしたいです。

Bright light of Takuya Kimura on drama acting

木村拓哉さんのドラマで見せる輝き 木村拓哉さんのタマホームのCMを見て心底げんなりした。吐き気がしたといっても過言ではない。新築であの家作ってくれんの?(笑) 家全く関係なし。ただキムタクを出しておけばいいだろう的CM。ほんっっとうになんなんだ、あれは。何故あんな企画をキムタクにやらせる?キムタクだからできると言えば間違いないけど、使い方がものすごくもったいない!僕はキムタクファンでは全くないけれど、過去を振り返ってみると自分に衝撃を与えてくれたドラマは木村拓哉が出演しているものが多い。 ギフト=ものすごいカッコいい。眠れぬ森=ファンタスティック。そしてそして「協奏曲」。マジハンパない演技だぜ(海坊主風) 実際に建築家やそのタマゴの人は、なんでこのビルが田村正和作なんじゃ!とリアルさが失せることもあるかもしれないけど、そう感じたら10分ちょっと我慢して見てください。本当に海老沢耕介と貴倉翔の世界がそこにはあります。田村正和さんと木村拓哉さん、宮沢りえさんが創るそれはそれは壮大な世界です。 翔ちゃんの、熱い情熱があっても貧乏でまともに生活することすらままならない辛さ。常にハナにいらいらされて、自分が力がなく、もう頭がどうにかなりそうな状態がとてもとても分かる。また僕が年をとるごとに、海老沢耕介の苦悩も、あんな巨匠じゃなくたって、心に染みて辛さを感じてきます。仕事ができなくなって、引きこもりになり、事務所存続のためにイメージに合わない仕事でもやらざるを得ないという自分の事務所所員に対し「黒光くん自分でやりゃいんだよ。彼だって力があるんだからさ。わたしを巻き込むことないんだよ」というシーンなんかも、本当にドキッとするし。 出演者が少人数・シンプルで、ひとりひとりが個性があり、宮沢りえさんもとってもかわいくって光り輝いているけど、でもやっぱりこのドラマは木村拓哉さんが一番輝いていると思う。バート・バカラックの音楽もすごい演出力だけど、本当にキムタク。田村正和さんを何倍にも引き上げている感じが伝わる。このドラマに関わった方、制作だけでなくスポンサーも、すべての方に感謝したい。 ラストシーンは、失踪した宮沢りえが戻ってくるところで終わりですが、3人でフランス国立図書館に行く相談でもしたのかなぁ。海老沢です。海老沢耕介です。

JOUNETSU-TAIRIKU

今週の情熱大陸をふと見ていたら、目黒さんというシェフだった。ものすごく一直線で、実直で、野菜も自分で育てているような情熱的な素晴らしい人間だった。僕はいつもクリエイティブな仕事をしている人でシェフや美容師などのアーティスト寄りな商業者が妬ましく思う。プロダクトメーカーもそう。デザインの仕事は、似ていて全く異なるものだから。無能な上にクリエイティブなデザインの仕事を精一杯背伸びしながらやっていて、お客さんのために必死で調査し、戦略的に一番最適なものを時間をかけて創り上げるが、「これは違う」と全てが覆される。プレゼンをし、どうしてこういうデザインになったかをこと細かく説明しても、やっぱりクライアント案が通ってしまう。料理なら、もちろん目黒さんみたいにクライアントの要望を聞き入れ、好みに合わせることはあっても、お客に出すものはこれが俺の料理だという自分自身そのままを提供できるから。もちろんいろんな部分で大変な思いをしているのは重々わかる。わかるんだけど根本的に違う。とにかく、デザインという仕事はビッグネームでなければ所詮オペレータである部分が大きく、自分が自分でなくなっていくのを感じる仕事だ。要望を聞き入れると、ツギハギしたすごく全体がぶれたもの出来上がり。仕事が終わり、お客さんが満足したものができたと言われても、その声にはどこか社交辞令な部分を感じ、結果がうまくいったとしても作ったものは手から離れて共作もしくは、クライアント自身が作り上げたように振る舞われるような最低な仕事だ。なんでこんな仕事しか出来ないんだろうと自分がものすごく役に立たないように思える。貧乏なのも、こんなんだから当たり前だなと重々納得出来る。 でも、自分にはこれしかできないから困ったもんで。そして、作ったものに修正は入れませんよというのもクライアントのことを完全にわかってるわけじゃないのでおこがましいし、おかしい話で。 なにか新しい売り方が今一番必要。 先週分の録画した情熱大陸もみたら、武石さんという、まともな仕事に就かずに好きな釣りをやり続ける人だった。ダメな人間と見る人も多いと思うが、僕にはとてもマトモに見えた。自然の中から発生した命を本能の赴くまま生きるのはとても素晴らしい。人間以外の生物はみんなそうだ。こういう生き方を望んでいるのだろうか...?僕は。でもそれも違う気がする。わけわかんねー。