iPhone 12 mini は 手の小さい人用のiPhoneのはず
なのに何故だろう?私には大きくiPhone SE2と大した変わらない操作感。 店頭でデモ機を触った時にiPhone SE2と比べて、その小ささに感激したのですが、購入して数日経つとはっきりってほとんど変わらないことに気づきました。あれれ?もしや手の小さい欧米人のためのものなのか? いや、どうやらそういう訳ではないのでしょう。しかし、iPhoneレンジの中のサイズのオプションであることに間違いはないはずです。
確かに微妙にiPhone SE 2の方が大きく画面の端をタップするのが少しだけ難しいが…
閲覧モードの持ち方と操作モードの持ち方は私は違います。
左手での閲覧モードの場合、iPhoneの左下は親指の付け根、手の中央の凹みに支え、小指と薬指でiPhoneの右下で支えます。親指は左サイドの上の方、ボリュームボタンのあたりを触り、人差し指中指は本体右側を軽く支えます。
しかし操作モードの時にはこれではキーボードを打つことができないため、iPhoneの左下は薬指と小指の付け根あたり、感情線の凹みで支え、薬指で左側に力で押さえつけるようにします。小指を自分側に90度折り曲げてiPhoneの底辺の中心あたりを1点で支え、人差し指はカメラの下あたりiPhoneの背面の支えて、中指はiPhoneの右側サイドを軽く支えます。これによって親指の使用範囲が広がります。
iPhone 12 miniとiPhone SE2を左手の操作モードで比べたとき、1番右端を親指でタップするのがほんの少しだけiPhone 12 miniの方が届きやすい感じがします。ほんの少しだけです。
しかしどちらにしても、画面の上部に親指は絶対届きませんし、手の支えが十分ではなく不安定になり操作するときに落としそうになります。iPhone SE 1の時には感じられなかった操作時の恐ろしさはどちらも変わりません。
iPhone 12 mini は、サイズに始まりサイズに終わるスマホなのでは?ならば、そのサイズがiPhone SEと変わらないなら3万以上の追加金を出して買う意味があるんだろうか?
高スペックスマホの用途ってなんでしょう。メールを書いたり、ウェブを閲覧したり、普段使いでは特にiPhone SE2でストレスは感じません。高スペックCPUが必要なゲームをするとか、今回搭載されたNight modeを持つ高性能なカメラがどうしても必須だとか、なんとなくiPhone SE2を廉価版に感じてしまうんで安いのを持つのが嫌だとか?(電話として考えたら5万は十分高いですが。)
その差に30,000円を出す意味があると考える人は、たくさんいるでしょう。
しかしながら、もし目の前で迷っている人に「どちらが良いと思います〜?」って聞かれたら、胸を張って「iPhone SE2のほうがいいですよ」と言うでしょう。サイズで始まりサイズで終わるこの機種に、上記の画面の右端に0.数ミリ位だけ指が届きやすい事に対して30,000円出すのはナンセンスだと考えてしまうからです。しかも指紋認証というとっても便利な機能もついている。
iPhone SE 1 すなわちiPhone5と同じサイズでなぜ作ってくれなかったのか、潔い判断でない事に本当に悔やまれるのです。「せっかく作るならガッツリ小さくしてくれよー」
↓CPUだのGPUだの言っている動画よりも数十倍参考になります