最近引き寄せられて調べたこと 岡本太郎・横尾忠則再接近 生命、土着、守り、発信 いつになく遅れてやってくる私の興味。生誕100年はすでに過ぎてしまっているけど、急にまた興味が出て来ました。以前美術館に行った時に激安だったので買っておいた展覧会のカタログ「 岡本太郎と縄文 (発行:NHKプロモーション/岡本太郎美術館)」を再度見直し、太郎さんは自分の国の土着的なものを物凄く勉強したんだろうなと。 その勢いで「 岡本太郎と横尾忠則 (倉林靖 著)」を。”岡本は自我を構築するために作品を作っており、横尾は作品のなかで自我を解消させようとしている。”という1文。ご本人たちには不本意なのかもわかりませんが、傍から見るとうんうんと思ってしまいます。絵に関して言えば、個人的な意見で公開するのは恐縮ながら、太郎さんの絵は何か外部の力の影響により緻密に計算されて描かれているような気がする。横尾さんはごくごく自然に自分の気分に逆らわず湧き出たものを描いている気がする。 若かりし頃の僕の眼差し、感動の種類としては、太郎さんに対しては圧倒されるような感じで「なんじゃ、すげーな、こりゃ」で、横尾さんはシビれる感じで「ちょーかっけーーーー」でした。 その後、手塚治虫さんの火の鳥を読みたくなり今読み返している最中。太陽編はやっぱり感動するし、未来編は本を手に持っただけで体が震える。 その他画集 こちらも激安で美術館で手に入れたカタログ「ポーランド・ポスター100年展(発行:東京新聞)」、「2001年シネマ・オデッセイ(発行:サントリーミュージアム天保山)」。シネマポスターは名作デザインばかりですが、「 ダーティー・ハリー2 」がかっこいい。縦線を3つ割りし、枠を時系列的に扱って、イーストウッドが写ってるのは1つのみ。あとの枠は角度を変えた銃のみが配置されていて、どことなくミースちっく。それからゴダールの「 勝手にしやがれ 」かっこいい。 クリエイションとビジネス/クライアントストレッサー 1つめ「 勝ち続ける経営 (原田泳幸 著)」原田さんはNCR入社でエンジニア出身の経営者であることから、Apple時代から個人的に応援していた。クライアントが無茶苦茶なことしか言わない中、発想の転換やひらめきで可能にしていかなければいけません。クリエイションをビジネスへという図式はとても興味があ...